東大阪のルナペインクリニックでは、患者様の痛みに向き合い“痛みのない快適な毎日を”お過ごしいただくために日々診療にあたっています。このブログでは、痛みに関する患者様のお悩みにお応えできるようにさまざまな情報をお届けしてまいります。痛みは私たちの生活を大きく左右しますが、適切な治療を受けることで、その苦痛を軽減させることが可能です。頭痛は多くの人々が経験する一般的な症状であり、その種類と治療法は多岐にわたります。そこで今回は、一次性頭痛と二次性頭痛の違い、特に片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛に焦点を当て、これらに対する神経ブロックを含むペインクリニックでの治療法を詳しく解説します。
頭痛には大きく分けて2種類がある?
一次性頭痛
一次性頭痛は、頭痛自体が主な疾患であり、その中に片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛が含まれます。これらは慢性的で激しい痛みを伴うことが多く、ペインクリニックでの治療が可能です。
二次性頭痛
二次性頭痛は、他の疾患が原因で発生する頭痛のことを指します。これには、くも膜下出血、脳出血、脳腫瘍、髄膜炎などの深刻な疾患が含まれます。このタイプの頭痛は、重大な病気が隠れている可能性があるため、症状が現れた場合は速やかに専門の医療機関を受診することが重要です。
一次性頭痛の種類と特徴
片頭痛
片頭痛は、脳の血管が急に拡張することで発生し、ズキンズキンとした、脈打つような痛みが特徴です。症状は数時間から数日続くことがあり、吐き気を伴うこともあります。疲労やストレス、女性ホルモンの変動が主な原因で、特に20~40代の女性に多く見られます。
緊張型頭痛
肩や首の筋肉の過度な緊張によって引き起こされる緊張型頭痛は、後頭部や首筋から始まる金属の輪で締めつけられるような痛みが特徴です。ストレスや身体的な負担が原因となることが多く、入浴や運動、マッサージなどで改善することができます。
群発頭痛
群発頭痛は、毎日目の奥で強い痛みが発生し、1~2ヶ月続くことがあります。アルコールの摂取が誘因となることもあり、特に働き盛りの男性に多い傾向がみられます。痛みは非常に激しく、再発することが多くあります。
神経ブロックによる一次性頭痛の治療
一次性頭痛は、しばしば薬物療法では効果が限られています。このため、ペインクリニックではトリガーポイント注射や星状神経節ブロックなどのブロック療法をご提供しています。これらの治療は、痛み信号の脳への伝達を抑制し、痛みを和らげる効果があります。特に、首や肩の血行を改善するブロック注射は、痛みや炎症を抑えると同時に、過敏になった神経を落ち着かせる効果が見込めます。
痛みにない生活を取り戻しましょう!まずはお気軽にご相談を
今回は頭痛の種類と治療についてご紹介しました。一次性頭痛は、日常生活や職業生活に大きな影響を及ぼす可能性があります。このため、効果的な治療法を見つけることが、QOLの向上に直結します。頭痛でお悩みの方は、ペインクリニックで一度ご相談されてはいかがでしょうか? 神経ブロック療法は痛みを軽減するための、大きな助けとなる治療法ですが、精密で丁寧な治療が必要とされ専門医のもとで治療を進めることが大切です。当院でも安全管理を徹底し、丁寧な治療を心がけておりますので、痛みでお悩みの方はぜひ一度お気軽にルナペインクリニックにご相談ください。しっかりと検査を行い、適切な治療をご提案させていただきます。