つらい痛みを解消するための 神経ブロック治療

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腰の痛み

【コラム】腰部脊柱管狭窄症の治療

2024.11.01

腰部脊柱管狭窄症の治療

東大阪のルナペインクリニックでは、患者様の痛みに向き合い“痛みのない快適な毎日を”お過ごしいただくために日々診療にあたっています。このブログでは、痛みに関する患者様のお悩みにお応えできるようにさまざまな情報をお届けしてまいります。背骨の中にあるトンネル状の空間「脊柱管」。このトンネルの中を、重要な神経である脊髄が通っています。年齢とともにこの通り道が狭くなっておこるのが脊柱管狭窄症です。50歳以上の方、特に男性に多く見られるこの症状について、くわしく解説していきます。

脊柱管狭窄症とは

脊柱管狭窄症は、脊椎(背骨)の中央にある神経の通り道が狭くなることで起こる病気です。この狭窄により、中を通る神経が圧迫され、さまざまな痛みやしびれといった症状が引き起こされます。

脊柱管狭窄症の原因

脊柱管狭窄症は主に加齢が原因となる老化現象の一つです。具体的には、次のような変化によって脊柱管が狭くなります。特に、若い時期から重いものを持つなど、腰に大きな負担がかかる仕事をしてきた方は、リスクが高まる傾向にあります。

・脊椎の変形
・椎間板の腫れ
・黄色靱帯の肥厚

腰部脊柱管狭窄症の症状

腰の痛みや重さに加え、脚の痛みやしびれが主な症状となります。特徴的な症状として「間欠跛行」があります。これは、歩行時に痛みが出現し、長時間歩けなくなる症状です。少し休憩すると再び歩けるようになりますが、また痛みが出現するという繰り返しです。その他、残尿感や股間の違和感、さらには異常勃起といった症状が現れることもあります。

脊柱管狭窄症の診断と検査

診断は、まずくわしい問診から始まります。症状の具体的な状況を確認した後、X線撮影を実施します。場合によってはMRI検査などもおこないよりくわしく確認をします。

脊柱管狭窄症の治療方法

一般的な治療法

・サポーターやコルセットの装用による症状緩和
・血行改善薬の投与
・鎮痛薬や筋肉弛緩剤による薬物療法
・温熱療法などの理学療法

症状が重度な場合

特に歩行障害が強い場合には、手術による脊柱管の拡大も検討されます。

ペインクリニックでの専門治療

ルナペインクリニックでは、神経ブロック注射による治療をご提供しています。この治療は、痛みを引き起こしている神経の周囲に直接薬剤を注入する方法です。単なる痛みの軽減だけでなく、過敏になった神経を落ち着かせ、痛みの悪循環を断ち切る効果があります。複数回のブロック注射を計画的におこなうことで、持続的な効果を目指します。薬物療法で十分な効果が得られない場合や、早期の痛み改善を希望される方に特におすすめしています。

つらい腰の痛みや足のしびれを感じたら、お早めに専門医にご相談ください

脊柱管狭窄症は、進行する可能性がある疾患です。早期発見・早期治療が重要となりますので、症状でお悩みの方は、できるだけ早い段階での受診をおすすめしています。ルナペインクリニックでは安全管理をしっかりとおこない、丁寧な治療を心がけております。また、患者様の症状や生活スタイルに合わせた適切な治療プランをご提案いたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。

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